1703人が本棚に入れています
本棚に追加
――・・・気が付くと深夜になっていた。
眠い。しかし腹は減らない。
ノートを見ると俺は驚いた。
書きかけだったはずが全てできていたからだ。
――・・・寝ぼけている間にでもやったのか?
――俺にそんな潜在能力があったか・・・?
まあいい。それより具体的な内容を書くか・・・
・・・と言いたいところだが眠くてシャーペンすら持てない。
俺はぐしゃぐしゃのベッドに倒れ込んだ・・・。
――もう朝か。
時間は早いな。
「順一、今日は学校に行かないの?」
いつもと一字違う母さんの呼びかけ。
毎日リピートさせるなと心の中で言えなくなったじゃないか。
「んああ。行かない。」
いつもと同じ答え。
今日は丸一日かけて計画を練るつもりだ。
朝食は後にしよう。
さて・・・
最初のコメントを投稿しよう!