ある推測

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その後俺は一時間後に担任の石橋に発見され、救急車へ。 左半身の手足と肋骨がかなり変形し、おまけに眼球に金具が刺さっていたそうだ。 その後遺症として左腕がほぼ麻痺し、左目を失明。 おかげさまで今も俺はリハビリに通わなければならない。 もちろんサボりまくりだが。 サッカー部員と俺と一緒にいたやつは片付けはもう終わり、俺を探していたらしい。 そんなの宛てになるか。 というよりも過去なのだから言い訳にしか聞こえない。 事件から一ヶ月後、治りが予想以上に早いため仮退院した。 松葉杖をついて包帯を巻いていたので、毎回会う度にそのことを聞かれた。 唯一気になったのが、他と比べてクラスのやつらにはあまり聞かれなかったことのみ。 まあ先生が説明をしたのだろう。 何日かすると、陰口が前より多いことに気が付いた。 ・・・そして不覚にも俺は聞き耳を立ててしまった。 「大宮ってうざくね?」 「冷めてるから話づらいんだよ・・・」 「ノリ悪いし・・・」 「あいつKYじゃない?」
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