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「…と思いきや、理事長の挨拶よvvvVVVV」
「…え?」
あ…あれ?王子様なら興味あったのにィーーー
カレンめ…謀ったな!?
ん?そーいやさっき会った美少年も只ならぬ雰囲気出してたよなー?
あたしなんかが隣に立つのももったいないくらいの。
「「「「「「「キャァァアアアアアアアアァア!!!!!!!!」」」」」」」
一気に興味のなくなったあたしはイスにだらんと腰掛け、眠る体制に入った。
(別に国王の弟を見たって……ねぇ?)
カレンは理事長に釘付け、あたしのことは丸無視…υυ
「もう帰りたいなυ」
□□□
「じゃねっカレン!」
「何かあったら必ず私に言うのよ?いいわねカイ!!」
「り、了解しましたーυ」
何かって…何もないさ♪
「さて…と。」
Σあっ兄さんのクラスに行かなきゃ!!
朝、母に渡すよう頼まれた兄さんが忘れていった茶色い小さな袋のことを思い出したあたしは、SA棟に向かうのだった。
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