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(うわ…あいつへったくそだなぁ)
(げ||なんだあのキモいの)
(あいつほんとに2年!?)
(俺のが腕上じゃねっ?)
(あの黒く光ってるの…
ズラかυ)
=何を見てるのか分かりやしない
(ん?あれは確か3年で一番優秀なサク=クドウだったか…)
ターゲット(仮)は呑気にクラスメートと暇をもて余していた。
―――と、そこへ
―――バーン!!!!
「兄さん!!!」
―――っ!!!!
クラスの全員が教室を振り替える。
衝撃が走るまであと5秒。
「「「「「「「ェエエエェエエエェエエエ!!!!!!!!????????」」」」」」」
□□□
「ふーん…あなたサク君の妹さんなの。」
「あなたが?」
「嘘ついてるんじゃない?」
「サク君に取り入ろうったって許さないわよ!?」
「てかあなたCなのね、ほんとにサク君の妹さんかしら?」
「サク君の妹さんですもの、きっとSAよ。」
「まさかあんな落ちこぼれクラスにいる訳ないわ。」
あのーこの怖いお姉さんたち誰デスカ?
てか向こうで笑いこらえてるアホ兄貴(格下げだ!!)は何様デスカ???
「何って俺さま?」
「兄さんアホでしょ、いーかげんにして!!!」
「「「「「「「サク君!!!!!!!!」」」」」」」
怖いお姉さん達から這い出て、とりあえず母さんからの兄さん宛の物を渡した。
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