いざ入学式へ!

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   ―――所変わって王宮         「あー…今日ってNMAの入学式だよな?本当に俺がするの?」 「はい、ですからそろそろ出発の準備をなさって下さい☆」 「挨拶かぁ…めんどくさい。アルスお前行け。」 「そうおっしゃらずに…。将来会うかもしれない生徒さん方なんですから☆」 「ちぇっ……分かったよ、行くぞ!!」       ふて腐れた1人の少年が魔法でできた光の中に少しずつ溶けていった。     「あ!お前また転移魔法失敗したら承知しないからな!?」 「心得ております、我が王子☆」 「本当だろーな…俺が唱えたほうが早い気がするんだが。」 『求むるは天衣の光、遥かなる蒼空を抱け!メタスターズ!』 「遅かったか。もういーや、めんどくせぇ…。」 この2人が後に出会い、運命が動いていくのを、この時誰も知らない…。
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