9121人が本棚に入れています
本棚に追加
/54ページ
瀧川クンのベッドはダブル。
僕が寝転んでもまだまだ余裕がいっぱい。それに瀧川クンの匂い……
枕に顔をぱふぱふしてみる。
秋『……お休み…実玖………』
瀧川クンは僕の隣に寝転ぶと
背中をとん、とん、って一定のリズムで叩いてくれる。
そのリズムに乗せられ僕はそのまま眠った。
―――――――
がばっ
目が覚めると隣にいたはずの瀧川クンの姿は無かった。
右側のシーツは……冷たい。
がちゃ…
秋『…あ、………起きた?』
何処かに行たのかと思っちゃった…。
僕がほっと息をはくとコーヒーの匂いがリビングに広がってる。
お、おいしそう……
ぽてぽてぽて
ぽすん。
僕が座ると瀧川クンはコーヒーを出してくれた。
秋『……砂糖………いくつ?』
手で7と言うと瀧川クンは顔が真っ青になっちゃた。
なんでだろう?甘いほうが美味しいのに……むぅ
.
最初のコメントを投稿しよう!