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「………」むすっ
無理やりとったからなのか、キスが嫌だったのか。実玖はむすっと俺を睨む。
か、可愛い(実玖中毒)
秋『………怒った…?』
しゃがんで、実玖を下から見上げる。
ちっちぇな…。俺がしゃがんでもあんまり変わらない。と言っても実玖のお腹ぐらいなんだが。
ぐいっ
ぶちゅう
秋『はっ?!』
「…んぅう!」
ころん
「……ぷはっ」
き、キス!
飴とられた…!
うさぎに唇を噛まれたみたいだな、俺。
実玖は飴をとられたのがよほど悔しかったのか、俺のネクタイをぎゅうっと掴むとぶちゅっと色気のないキスをした……。
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