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飴を取り返せて嬉しい実玖はもふもふと口を動かして飴をなめている。
俺は逆に不機嫌だ。
まさか、実玖からキスをもらえるとおもってなかったし、突然だったから。
わかっていれば舌でもいれたものを…←
秋『……ばか。』
「………??」
そろそろ体育館に行くころなのか、ざわついていた周りも少しマシになった。
もしざわつきがピークの時に実玖とのキス(飴の取り合い)を見られてたら……
考えたくもないな………。
秋『……ん、』
いつまでもしゃがんで実玖観察をしている場合じゃあないから、ゆっくり立ち上がってちょっとしたお返しに実玖の額にキス。
「……ふぁ…?」
かわいい。
(末期)
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