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柚『ぐふぅッっっっっっ!!!』
会長の顔面を蹴ってやると、綺麗な放物線を描いてとんでゆく。
そこに副会長のかかと落としを一発。
地面に一度打ち付けられて跳ね返ったところに笑顔の会計がトドメ。
こいつらは嫌いだが団結力が一瞬芽生えたと思う。
「………」ぷるぷる
実玖は小動物のようにぷるぷる震えていた。かわいそうだとは思うけど、かわいい。
俺は実玖をひょいっと抱き上げて頭を撫でてあげた。
「………うー…」
実玖はぎゅーっと首に手をまわす。
バ会長の野郎、完璧に嫌われたな。
柚『えーやん!!減るもんやないのにッ!!!!!』
秋『………………減る…』
捺『……減りますね…』
唏『減っちゃうなぁ♪♪』
血が………。
よくこれだけ出てるのに死なないな……。
あ、馬鹿だからか←
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