序章 新たなる始まり

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最終決戦間近と言うのに、玄武の少年が深い眠りについてしまう。 玄武の少女が何とかして起こそうとするも、何をしても起きないので、仲間を呼んだが青龍の少年以外は誰も反応しなかった。 彼が言う事には、玄武の少年は妖怪族の血が、少年や玄武の少女よりも濃い為に、起きる時は決して寝ずに起き続け、逆に寝る時は一切起きないらしいとの事。 最終決戦等と切羽詰った状況でなければここまでは騒がないだろうが、今は最終決戦間近。 此処で起こさなければ、自分達も玄武の少年自身も危ないのである。 そこで、青龍の少年は自身の力で植物を作り育て、少年を起こす為の薬を作り始めた。
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