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その薬のお陰で起きた玄武の少年。
それで準備が出来た八人は紫の泥に自身の命と世界の運命をかけた勝負を挑む。
力を出し切り少しずつ紫の泥を削っていく八龍神達。
もはや、紫の泥に勝ち目は無い。
そんな時、玄武の少女が自身以外を元の世界へと送り返す。
少女以外、つもりつもった人々の悲しみを浄化させる事は出来ない。
だから、少女は自分一人で全てを背負う気だったのだ。
少女は一人、悲しみを浄化したが、それにして全ての力を使い果たした。
崩れ行く床から少女が逃げ出す術は無かった。
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