第二章 平凡? なる日々

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しかし、この間の子である少年二人、どうしてか中々強い。 でなければ、妖怪である追われる者が此処までこの二人を恐れる必要はない。 何故なら、妖怪は戦闘民族であり、人間の血で薄まった半妖よりもずっとずっとその戦闘能力は高いからだ。 それでも彼が二人を恐れるのは、二人が戦闘民族である妖怪よりもずっとずっと強いからである。 リザは妖怪に投げた槍を回収する。 投げた槍は威嚇であり、元々命中させるつもりは無かったのかもしれない。
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