欲情

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いくら探しても携帯がみつからなかった! きっと犯人が持っていったのかもしれない。 結局二人で探しても何もみつからなかった。 仕方なく恋人の守さんと話しをしながら、自分の荷物を片付けて居た時、電話がなり、出てみたらあかあさんの友人の利沙子おばさんだった。葬儀の時何か言いたそうだったのを思い出した。 話があるらしく電話では言いずらいので後日会いたいと言っていた。 翌日の昼間に会う約束をして電話をきる。 なぜか分からないが胸騒ぎがしていて、その夜はなかなか寝られなかった。 守さんは夕方から仕事に、でかけて人妻の張り込みらしい。 翌日の昼約束のレストランで待っていたがなかなか現れませんでした。 利沙子おばさんの電話番号は知らないので、行きたくなかったが、自分の家に行き電話帳で調べてみて、連絡を入れたら、利沙子おばさんの旦那がでて誰かに殺されたらしいと言って、動揺していた。今日会う約束になっていた、と伝えると知らされてなかったらしい。 自宅の場所を聞いて向かうことにした。 タクシーで向かうと、パトカーや警察官、鑑識の人たちがいて関係者以外立ち入り出来なかった。 警察官に頼んで中に入れて貰おとしたが、止められて外でもめていると、中から私の母親の事件の時の刑事さんが…
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