プロローグ

2/3
前へ
/300ページ
次へ
僕は近藤雅司。 ホントに普通の学生。だと思っている。 高校受験の数日前、僕は聖なんとか学園の学園長と知り合った。 困っていたようだから手助けをしたら、えらく僕のことを気に入ってくれたらしく学園に入学しないか?と誘われた。 授業料免除とか色々な好条件を出されたけど、なんとそこは女子校。 残念ながら入学するのは断念することにした。 別にそれがどうしたって感じだけど僕にとっては一生に一度くらいのビックリした体験だった。 あの時、聖なんとか学園に入学することを決めていたら……今となってはどうでもいいことか… 中学卒業後、どうするか考えていたけど結局、地元の県立高校に入学することになった。 そこで僕は出会うことになる。 才色兼備というのだろうか? どこか冷たい感じだけど、周りより明らかに目立つほどの美貌。 暗い感じはするけど学年1の頭脳。 まさに僕たち男子からの憧れの的。 しかし彼女はいつも1人だ。 それに彼女の笑顔を誰1人として見たことがない。 そんな彼女を僕は…… いつの間にか、気になっていた……  
/300ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12664人が本棚に入れています
本棚に追加