1196人が本棚に入れています
本棚に追加
「待っ…て、んっ…カズヒコっ…ふぅ…ん」
ぴちゃ…くちゅ…
「やば…いって…!」
ミノルの制止にカズヒコは全く応じない。
それどころか、舌や口の動きは激しさを増していた。
「はっ…んんっ…やば…いっ…ンッ…でちゃ…あああぅっ」
ドクッ
ピュルッ
ピュルルッ
……ごくっ
口から溢れ出た一滴を手の甲で拭う。
「のののむなよッお前ッ」
ニヤリと笑いながらカズヒコは立ち上がり、ミノルの後ろの机に手をつく。
「名前で呼べよ」
低い声に背筋が反応する。
ぞくぞくっと駆けあがったのは、快感。
「何、お前感じてんの?」
わかってる。
わかっていながら言っている。
一旦出したにも関わらず、ミノルのそれは硬さを戻していた。
「名前…呼んで…」
フッと笑う。
「お前が呼んだら、俺も呼んでやる」
最初のコメントを投稿しよう!