若葉の候

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「カズヒコ…っ!!」 無意識にどちらともなく唇を奪っていた。 収まりきらない唾液を拭って、その指を後ろへまわす。 つぷ… すぐに2本の指は吸い込まれた。 「はンッ…」 「慣れたもんだな」 「誰のせいだ…よ…んっ」 強く言い返してやりたいが、自分の意思とは違う動きをする指に意識が集中してしまう。 「はぁ…ん…ああっあんっあっ」 カズヒコが前立腺を強く攻め始める。 「ああんっ…お、ねがいっ…ふぅんっ…な、まえ…」 「いい声でなけよ。ミノル…」 指を引き抜き、ミノルの体を翻す。 自分の熱くなったモノを出し、ミノルの後孔にあてがう。 「机にしがみついてな!」 ぐぽぽ…っ 「はああぁんっ!」 「え?イッたの?変態だな」 「や…まだイッてない…だから…動い…て」 首だけで振り返ろうとしたミノルの目には涙が浮かんでいた。 「だから変態だっつってんだろ」 ズルッ…ごぷぷっ! 「はぁんっ」 パン…パン…パンッ… ぐちゅっ…ごぷ……ずちゅっ… ミノルの尻とカズヒコの恥骨が当たる音と同時に、 カズヒコの先走りの液や唾液などで濡れた中の音が聞こえる。
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