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そんなこんなで、ぐーたらしてたら気づくと30分くらい時間がたっていた。
ユウ『うわっ!ヤバイッ!!』
このままだと1限に確実に間に合わない(汗);
ドタバタと部屋中をぐるぐる周り、急いで準備をし始める。
10分後…
ようやくリビングに現れた悠をエプロン姿の遥斗が迎える。
ハルト『お前やっときたかっ…………
って、なんでスッピンにジャージなんだよっ!!』
遥斗が驚くのも無理はない。
悠は完全なスッピンに、ラスタカラーのラインが入った黒い上下のジャージを来て立っていたからだ。
ユウ『まーたまにはオフモードもいいっしょ♪』
悠の言葉に遥斗はため息をつき、
ハルト『…ありえね~…
お前せっかく一応キレイに産んでもらったんだから、せめて眉毛はかけよ!!』
と、あたしに一喝し、またブツブツ文句を言っている。
ユウ『はいはーい…』
あたしはそんなのおかまいなしに、遥斗が作った朝食をさっさと食べ、
ユウ『んじゃ~あたし行くからねっ!!』
と遥斗に声をかけ家をあとにした。
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