NIGHT AND DAY

5/11
10人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
そんなこんなで、ぐーたらしてたら気づくと30分くらい時間がたっていた。 ユウ『うわっ!ヤバイッ!!』 このままだと1限に確実に間に合わない(汗); ドタバタと部屋中をぐるぐる周り、急いで準備をし始める。 10分後… ようやくリビングに現れた悠をエプロン姿の遥斗が迎える。 ハルト『お前やっときたかっ………… って、なんでスッピンにジャージなんだよっ!!』 遥斗が驚くのも無理はない。 悠は完全なスッピンに、ラスタカラーのラインが入った黒い上下のジャージを来て立っていたからだ。 ユウ『まーたまにはオフモードもいいっしょ♪』 悠の言葉に遥斗はため息をつき、 ハルト『…ありえね~… お前せっかく一応キレイに産んでもらったんだから、せめて眉毛はかけよ!!』 と、あたしに一喝し、またブツブツ文句を言っている。 ユウ『はいはーい…』 あたしはそんなのおかまいなしに、遥斗が作った朝食をさっさと食べ、 ユウ『んじゃ~あたし行くからねっ!!』 と遥斗に声をかけ家をあとにした。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!