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愛車に乗り込み、大急ぎで向かう先は…
家から車で40分の距離にある『大和学院大学』
県内でもスポーツの強豪校として名が知れ渡る程、有名な大学であり、様々な研究にも力を入れている。
まさに文武両道の大学である。
悠は今年この大学に入学したばかりなのだ。
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運よく信号にもあまりひっかからず、授業が始まる時間ギリギリに着くことができた。
そのあとダッシュで教室まで行き、チャイムと同時に教室に滑りこんだ。
キーンコーンカーンコーン♪
ユウ『ふぅ~間に合ったぜぃ』
椅子に座り一息つき、汗をふいてパタパタと手で仰ぐ。
『ちゃんと毎朝モーニングラブコールしてんのに、なんでいつもギリギリなんだよぉ』
横を向くと紗世が呆れた顔をして見ていた。
メイクはバッチリ、頭は盛りプラス内巻きにしている。
どれだけ早起きなんだ。
ユウ『いや~今日は…あれ!そう…遥斗がうるさくて』
あたしはゴニョゴニョと適当に言い訳をした。
サヨ『しかもスッピンにジャージって…
悠は夜はバッチリキマッててかっこいいのに、昼はなんでこんなにダサいのか…;』
ユウ『…いや~…まぁ今日はオフモードでして…;』
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