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ここはとあるクラブ。
その名も『RAGGA☆ACE』
毎週末の夜は、自由や刺激、快楽、様々な思いを求めた男女が集まりひときわ賑わいをみせる。
ここは真夜中のサンクチュアリ。
一歩中に入れば、心臓を激しく叩かれるような爆音がスピーカーからうなりをあげて叫んでいる。
薄暗いダンスフロアは時折さまざまな色のライトに照らされる。
数え切れない人でうめつくされた、ここはまさに美女と野獣の舞踏会と化していた。
ステージではSOUNDが登場し、セレクターが曲をかけ、MCがフロアを盛り上げる。
集まった客はそのプレイに酔いしれながら、ひたすら踊ったり飲んだりとさまざまに楽しんでいる。
そして会場はいつものように最高超に盛り上がりを見せていた。
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