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怜達は杏と椋が
作ってきた弁当
を美味しく頂いた。
『………』
一番最初に怜が
食べ終える。
『あ、あの……もう食べないんですか?』
椋がオズオズと怜に聞く。
『十分に食べたからな。……姉妹で作ったのか?』
『そうよ!美味しかったわよね?』
『どの料理も美味しかった。』
『あ、当たり前じゃない!!』
怜の表情に一瞬
ドキッとする杏。
『岡崎、杏の奴照れてるぜ。』
『う、うるさいわよ!!』
杏はどこからともなく
国語辞典を取り出し
春原に向かって投げた。
『カハ………』
辞典は春原の
腹部に直撃し、春原
はその場で悶絶した。
『岡崎さん、今日は一段と賑やかですね。』
『そうだな』
『春原の奴は懲りないな……』
智代もいつの間にか
食べ終わっていた。
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