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『お名前……』
ことみに声をかけられる
『なんだ?』
『お名前何て言うの?』
『…………』
怜は再び歩きだし……
『…………守東怜だ』
そう言い残し図書室
を後にした｡
『………守東怜君』
1人になったことみは
怜の名前を呟く｡
その後……
怜は急いで教室に
戻り智代の作った
弁当を残さず食べる｡
そして……
午後の授業が全て終わり
帰りのﾎｰﾑﾙｰﾑになる｡
『明日は休みだ!休みだからって遊んでいるんじゃないぞ!!ﾃｽﾄが近いんだからｷﾁﾝと勉強をするよう!!』
怜は帰宅の準備をして
いると……
『怜､帰ろう｡』
一足先に智代が準備を終える｡
『あぁ』
鞄を手に取り
教室を後にする｡
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