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次の日
「…ってなことがあったんだけど」
昨日あったことを舞ちゃんに話した
「そうなんだ…あたしのとこはね父さんも母さんもあたしを転校させたくないらしいけど、一軒家に女の子一人は危ないから住まわせることはできないって言ってたの…今父さんと母さん、仕事の合間にアパート探してるらしいけど見つからないらしいの」
舞ちゃんはそう言うとため息を吐いた
「アパート探してんの?」
「うん」
「舞ちゃんが安全に住むことができれば舞ちゃんは転校しなくていいの?」
「父さんと母さんはできればそうしたいって」
「だったらさ東寮に来なよ!」
「え?」
「管理人の二人が歓迎してくれてるし、反対する人居なかったしどうかな?」
「いいの?」
「東寮の方は大丈夫!
問題は舞ちゃんのパパさんとママさんが許してくれたらだけど」
僕がそう言ったら舞ちゃんは笑顔になった
「分かった!だったら今日帰って父さんと母さんに聞いてみる!」
そう言うと舞ちゃんは自分の教室に戻って行った
シャッ
「終わったか兄貴?」
保健室のベッドの仕切りを開けてボイドが言ってきた
「難なく終了!」
「引っ越し…手伝うか」
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