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「随分とスリリングな事をするね。私は千比絽…千比絽=レギンレイズ
よろしくね?潤紅蓮 皇君」
ハーフのような顔立ちの彼は爽やかな微笑みを向けたまま差し出した手を俺の視線に合わせて少し上げてみせた
その容姿どおりの西洋の名
というよりハーフか?
どこかで聞いた事が…
取り敢えず宙に浮いたままの手を軽く添える程度に握り返す
皇「……はぁ…」
浮かない顔をしていたのがバレバレだったらしく、彼は一つクスリと上品な笑みを溢すと握りあった手を下ろして姿勢を正した
千「この間のライブの事後報告とこれからの予定を聞きに来ていたんだ。これでも生徒会長なんでね」
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