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百「そうだよ!」
皇「へぇ…凄いね、翼君」
興味ないけど
百「百合哉で良いよ、僕も皇って呼んで良い?」
仔犬のような顔で俺の顔を覗き込んでくる
皇「あぁ」
俺が短く応えると百合哉は安堵したように微笑んだ
その後すぐに教室に担任が入って来て諸説明をしてから解散
面倒事が嫌いな俺はラッキーと思いながら支度を済ませ帰路に着いた
途中まで百合哉も付いて来たが別れ道でまた明日ねと残し走り去って行った
同じ学年だから寮も同じはず
どこか寄るのか?
まぁ…どうでもいいけど
嘉麗学園は全寮制の為、俺は寄り道もせずに寮の自分の部屋へと帰り、ベッドへダイブするなり深い眠りに就いた
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