遅い朝

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薄く柔らかな唇 いつまでも重ねていたかった 皇「…………ん……」 ヤバい…起きる?! 普段ならこんなにも焦る事なんてないのに らしくない… そんな事を頭の端で考えながらも、俺は屋上を足早に出た また会いたいな… 皇「…ん……」 ふと、目を覚ました俺はまだ起ききっていない頭と身体を起こしてソッと自分の唇に触れる やけにリアルだったな… 染々とそんなこと考えてると無機質なチャイムの音が学園内に響いた 屋上から下を覗くとチラホラと生徒が見える 皇「もう放課後か…」 随分寝たんだな、俺
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