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「ちょっといいかな?」
何か用かな…?
場所を替えたそうな雰囲気
皇「騎士先輩…あの…」
騎「行って来いよ。俺のは大した用事じゃないからさ。放課後の部活、忘れんなよ?」
そう言って俺の頭をクシャクシャと撫でた
俺は少し微笑むと頷いてから食堂を後にした
屋上へと連れてこられた俺は、何やら怪しい笑みを浮かべた先輩達に囲まれていた
「随分と舞い上がってるみたいだね」
「百合哉君にベタベタくっ付いてんじゃねぇよ」
「少し騎士様に優しくされたからってつけあがんな」
これは苛め…か?
どうやら、俺を呼び出したのは翼閻凰眞のFCのようだ
俺が無表情で突っ立っているのを見て、リーダーらしき人が俺に近付いて来た
そして、耳元で
「放課後、体育館裏においで」
そう言い残して屋上を去って行った
これって…呼び出しってヤツか?
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