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どう疑いを晴らそうと言葉を探していた俺は少し離れた場所から名を呼ぶ声に難を逃れた
劉「皇…!?」
遅れて劉牙先輩が息を切らしながら体育館の角から姿を現したのだ
美「劉牙君!?///」
渚先輩が顔を真っ赤にして彼の名を呼ぶ
……あぁ…そういう事か
劉牙先輩は周りを見渡して眉を潜めた後、こちらに近付いて来た
劉「…どうして渚がここにいる…?」
睨むように渚先輩を見下すと渚先輩はビクッと肩を震わせる
劉「……まさか、お前が皇を…?!」
そう劉牙先輩が言いかけた途中、俺は間に割って入った
渚先輩を庇うよう片腕で遮って
皇「渚先輩は関係ないよ」
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