18人が本棚に入れています
本棚に追加
「これは、スティエールさん。奇遇ですなぁ」
「マラディールさんも家族サービスですか。いや、子供たちのパワーには圧倒されますな」
「ここのスタッフのお姉さんにも圧倒されますわよ」
リースの一言にジェイ・デューク・アルナの三人が吹き出す。
「確かに!!」
ジェイはお腹がよじれんばかりに爆笑し続けた。
――けど、あの姉ちゃん、ジェイ兄のモロタイプだった気がするけど。
と、気付いたのはアルナだけだった。
「な、アルナ。もうJ-1見たか?オレ、もう一回見に行きたいんだけど」
ラグの言葉に、ぱっと笑顔になる。
「うん!父さん、行ってもいい?」
「ああ、いいよ。それならあとで迎えに行くからそこで待っててくれ」
「うん!」
「はい!」
アルナとラグは同時に答え、J-1のある場所へと走っていった。
最初のコメントを投稿しよう!