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私を警戒し始めた人間達は、夜中に姿を見せなくなっていた。
私はまた、空腹になった。
喉は渇き切り、飛ぶ事もままならなくなった。
今日こそはと、無い力を振り絞り、街へと繰り出した。
だが、この日も人は出て居らず、城へと戻ろうと、飛び立ったが、途中で、ふらつき、翼は羽ばたく事を止め、私は川に頭から落ちてしまった。
墜落した時点で、私は気絶してしまった。
次に目を覚ました時は川ではなく、ベットに寝て居た。
私は目だけは開いていた。
ここは木製でとても古い建物だった。
「‥目が覚めたか?」
これがアイツとの出会いだ。
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