撮影

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少しでも緊張をほぐそうとジムへと向かった。 最寄り駅近くのジムは、さほど大きくないが小綺麗なジムである。 そこにはビルダーを目指してる人。 痩せることに必死な主婦。 メタボに悩むサラリーマン。 目的は違うが頑張ってる姿は素敵だ。 いつも通いなれてるこのジムには、トレーナーが数人。 その中の1人が優の専属の真鍋である。 「今日は何を重点にいっちゃう?」 軽いのりで聞いてくる真鍋はEXILEのあきらに似ていて真っ黒に日焼けしていた。 笑顔がたまらない。 鍛えた身体の真部に優はチョット惹かれていた。 心の隅では、汗を流すことではなく真部に会いたかったのかもしれない。 その笑顔に癒されたかったのである。 「ストレッチしてからとりあえず走ってみようかぁ~」 真部の言葉に笑顔で応える優であった。
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