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冷静を取り戻した僕は先程の出来事を考えていた 「深夜の鏡で自分を知る…」 僕は過去に聞いた話を思い出した 「深夜…」 その言葉と同時に先程の出来事の中で忘れていた光景を思い出した 「あ!」 鏡越しの顔の上には時計があった 間違いなく時計の針は… 「am0:00」 であった 果たして僕は本当の自分を見てしまったのだろうか… それは今でもわからない もしかしたら錯覚だったのかもしれない もう二度と見たくない あの睨むような目つきの顔は… 深夜0時に明かりを消して 鏡で自分の顔を見てごらん 本当の自分が見えるよ…
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