恋心の行進曲

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日が落ち始める頃、双子は市庁舎から解放された。 双子はおしゃべりを始める。 「俺、まだ対の性質わかんないや。 お前は?」 あっさりと、大将が言った。 「思考速度アップ」 「お。便利そうじゃん」 「うん。 それより大将、シャルロッテ様に告白するんだろう?」 「な…なんでそれをっ …い、いや。うん、そうだろうな…ソウスベキダロウナ…」 段々と声が小さくなっていく。
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