恋心の行進曲

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すると、先ほどの半透明な少年が現れた。 「ふぁ~。 やっぱ外がいいねぇ」 少年は宙で滑るように移動しながら、うーんと伸びをする。 「へぇ、対って、表じゃ声あるんだ」 「ん? 声出るのはそれなりに強い対だけだよ」 「へぇ~」 「それよりも」
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