恋心の行進曲
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大将は、対の少年を再び剣に変えると、今度は驚かずに握る。 剣のイメージを保ったまま、基本の素振りをしてみる。 ぶん、と気持ちの良い音をたてて剣が空を切った。 しばらく剣をふってあと、大将は剣を手放しながら、意識して少年をイメージした。 大将はかくっと膝をつく。 「つ…疲れる…」
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