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「今更だろ?
何度愛してると言えば分かるのかなお前は」
「かずっんんっ…」
もう喋るなとばかりに唇を奪われた
聞きたい事はまだあるのに一雅の与える一つ一つに熱くなり何も考えられなくなった。
「葉、お前茨木にやたらと気に入られてただろ?」
「…うん」
「お前がな、人だった頃に産んだ赤子に少し似てるそうだ」
「…え?」
「夕べ夢枕に出てきて言われたんだ。
ついでに帝の御子が無事産まれて帝位に付くという未来まで聞かせてもらった。だから私はもう我慢はしないぞ」
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