……気付けば周りは変態だらけ!?

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ドタバタと廊下をかけて、息をきらした雅鷹が部屋に飛び込んできた。 目を丸くした女房を退室させ、几帳をどかすと葉の手を握りしめる。 「無事か!?何も無体な事はされてないか!?」 一足先に元服を済ませ、宮中に参内していた雅鷹は、葉からの文を受け取るなり血相を変えて邸に戻ってきたのだった。 「何かされたと書いた覚えはないぞ雅鷹」
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