第二幕……裳着
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風にそよぐ木々が、赤や黄色に色付き始めた秋晴れのある日、右大臣家では葉の裳着の儀式が滞りなく行われた。 儀式通り扇で顔をかくしていた為、秋篠院からははっきり顔を見ることが叶わなかったが、ちらりと見えたその表情に大変満足したのだった。 帰りの牛車の中で 「家柄も器量も申し分ないではないか。 早々に話しを進めなければならぬな」 と、ほくそ笑むくらいに―――。 .
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