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「頼まれた恋人役は…この前の四の姫が最後だって言ってたし、多分もう会う事はないと思うけど…」
「どこの誰かも分からない男の元へなんて、雅鷹様が宜しくても私が許しませんわ！姫様は反省してもらう為一週間外出禁止です」
「えぇぇ!!」
「ま、諦めろ。
仕事帰りに寄ってやるから大人しくしとくんだな」
脅迫されたのはこっちなのに……。
それからきっちり一週間、左近の監視のもと大人しく部屋に閉じこもって過ごす羽目になった。
「しかし雅鷹様って本当にマメな方ですわね
一週間毎日お通いになるなんて…。
わたくし雅鷹様でしたら応援しますわよ」
……………………
「…何度も言うけど、男だから」
「あたりまえじゃありませんか。変な姫様」
変はお前だよ左近…
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