第三幕……検非違使(けびいし)

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清明の言い方は、まるで今宵何かが自分の身に起こるかのような言い方で、葉は不安に駆られたが、眼光のするどいこの老人は何も詳しくは教えてくれなかった。 襲われたら怖そうだと感じる程、獰猛さを感じる鳥と共に葉は父上の言い付け通り検非違使の元へと向かった。
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