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それにしても様子がおかしい。
いくら変態でも、道の往来で二人がかりで男を襲うはずはない
気がつけば葉は二人に押し倒され、襲われかけていた。
「馬鹿っやめろ雅鷹!
中将離して下さい!
ちょっ……んぅっっ…やめ…」
いくらもがいても二人掛かりではどうする事もできない。
おそらく先ほど茨木によって体の中に入れられた何かのせいである事は気づいていたが、こんな所でまさか幼なじみに貞操を奪われるとは思いもしなかった。
悔しくて涙がこぼれるが、理性を失っている二人には涙など目には入っていなかった。
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