第1章

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エリート家系の父はかなりの俺様。 何をするにも完璧でないと気が済まない性格だった。 母はそれとは正反対で、簡単にいうと何をするにもおおざっぱだった。 家事にしても、適当な部分がたくさんあった。 父はそんな母にいつも腹を立てていたし、母はその場は何も言わなくても陰では父のことをボロカスに言っていた。 なぜ2人は結婚したのだろう。 そして、何故兄を…私を産んだのだろう。
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