対面

5/8
前へ
/110ページ
次へ
「今の俺にはそんなもん効かねぇぜっ!!」 シュッ!! 魁須は得意技の透遁術で、あっさりといとも簡単に女性陣を抜いた。 「あぁっ!!」 「ひゃっほーい!!」 皆の抵抗も虚しく、魁須はバスルームへ直行した。 * * * ポチャン…。 バスルームの外で何が起こっているかも知らず、湯船のお湯であたしは呑気に遊んでた。 「ふぅ…。」 頭も体も洗い終わったし、あとは出るだけ。 そろそろ温まったし、出ようかな。 「よっと。」 あたしが湯船から出た途端、 ドドドドドド!! 何やらものすごい音がした。 「ん?何の音?」 ガチャッ! むにゅっ!! 「!?」 バスルームのドアを開けた瞬間、胸に何かがつっこんできた。 「……?」 恐る恐る見ると…自分の胸の谷間には、男の子の顔がはまっていた…。 「…え?」
/110ページ

最初のコメントを投稿しよう!

150人が本棚に入れています
本棚に追加