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小さな湖がある林。
周りは木で覆われているが、そんなに大きい木ではないので空から太陽光がしっかりと差し込んでくる。
綺麗で透き通った湖では色々な魚が優雅に泳いでいる。
そんな林の一部分に黄色いテントとでかい箱の様なものが2つある。
その2つの内青い箱をイルはあさっていた。
イル「支給品とやらは…これか」
イルは箱の中から緑色の液体の入ったビンを3つ取り出した。
他には地図、携帯用食料などが入っていた。
イル「ドスランポスがいるのはこの辺だって婆さんが言ってたな」
地図を広げイルが指差した所には10と書いてある。
おそらく、この辺一帯のエリアを適度に区切り番号をふったのだろう。
イル「よし!ちゃっちゃと終わらせるか」
そう叫びながらイルは携帯食料の包みを破き欠片を口に放り込んだ。
イル「……マズっ」
自然と口から出た一言だった。
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