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受付嬢に注意されたイルは渋々初心者向けのクエストに目を向けた。
イル「これなんか良さそうだな」
イルは紙の塊りの中から一枚を抜き出した。
紙には『ドスランポス討伐』と書いてある。
どうやらこのドスランポスとやらを倒せばいいらしい。
イル「簡単じゃんか」
イルは張り切ってその紙を受付嬢に渡した。
受付嬢はちょっと待ってねと言い、紙に何かを書いている。
内容は・・・難しくてイルにはわからなかった。
受付嬢「ここに名前書いてね・・・これでよし、出発する時は言ってね」
クエストの受注は終わった。
イルはドスランポス討伐に向けて準備を始めた。
敵の目くらましの為の閃光玉、敵の位置を把握する為のペイントボール、そして回復薬、肉焼き機。
肉の焼き方や他の道具の使い方は昔村長に教えてもらった。大体わかる。
武器の使い方も村長に肉の調達の為にポポと言う草食動物を狩りに行った事がある。
あとは実戦だ。
イル「よし。準備オッケイ」
イルは準備を整えると受付嬢に行ってくるよ!と一言叫び、出口に向かった。
「待ってろよ!金銀の飛竜ども!」
イルは送迎の馬車の中でさけんだ。
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