12月28日(月)

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あの夜以降、憂欝だった。 仕事に身がはいらない。 「あの・・・。最近、元気ないですね?。」 「岡崎さん・・・。」 「悩みなら、聞きますよ。 飲みにでも行きます?。ボーナスも残ってるし。」 「行く、行く!!」 沈んでた気分が、吹っ飛んだ。 「あっ・・・。割勘で!!」 真奈は、俯き加減に言った。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 「そんなに元気ないように、見えたかなー。」 俺はグラスの底を掴んで、天井に向けて、クルクル回した。 氷がグラスとあたり、「チリン・・・チリン・・・。」と鈴のような音がする。 「昨日、一昨日と塞ぎ込んでて・・・・、どうしたの?。」 「・・・・・。どうしたら、君と二人きりになれるか、考えていたんだ・・・。ほら、ウエディングベルみたいだろ・・・・。」 俺は、グラスを静かに回した。 「バカ!!」 真奈の顔は、笑っている・・・。 顔が少し赤いいのは、アルコールのせいだろうか。
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