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「よいしょと。」
女の子を俺の布団に寝かせて、氷枕を頭に置いてあげた。
因みにメイド服は洗濯機の中にある。
着替えさせるのに苦労したよ。もうあんなことはしたくないな。
そして、また女の子の頭を撫でると違和感を感じた。
「これは……ネコミミ?」
そう、女の子にネコミミ+尻尾が付いているのだ。しかも少し温かい。
「本物なのか?」
半信半疑でネコミミを触ると。
「んっ…」
ピクピクとネコミミが動いて、女の子が声を出した。
「本当に本物のようだな。」
「まあいいや……」
どうにかなるだろう。そんな考えを持って女の子の寝顔につられて自分も眠ってしまった。
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