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女の子視点
「ん~あれっ?ここはどこ?」
確か私は・・・
私が寝る前までの事を思いだそうとすると、
「おっ、起きたな。」
「!」
「そんなに驚かないでよ。」
私がとても驚いたことに落ち込んでいるようです。
「ち、違うんです!あなたに驚いたワケではなくて、急に声をかけられたことに驚いたんです!」
私はしどろもどろになりながら説明した。
「結局は俺が悪いんだ。」
さらに落ち込ましたようです。
「気にしないで下さい。もう驚いていませんから。」
「そうか。なら良かった。」
男の人が胸をなで下ろした。
「まあ、そのくらい元気だったら大丈夫だね。」
「私、どのくらい眠っていたんですか?」
「半日ぐらいかな。」
「半日も・・・」
そんなに眠っていたんですか・・・
「看病してくださってありがとうございます。」
「いいよ、気にしなくて。俺の名前は小鳥遊 諒(タカナシ リョウ)だ。君の名前は?」
男のじゃなくて諒さんは私の名前を聞いてきた。だけどあの名前はもう嫌だから…
「あなたが私に名前をつけて下さい!!」
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