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やっと教室に着いた。
俺は自分の席について机に突っ伏す。
はぁ~…朝っぱらから疲れた。
「おはよ。お疲れのようだな」
「もう、クタクタだよ」
隣りの席に座ってる大西刈沙(カイザ)が話しかけてきた。
「冴原原因?」
「…正解。人に変なあだ名付けやがって」
しかも、もう決定だからな。
「まぁ、仕方ない。あいつはいろんな奴に付けてるから。ちなみに俺はカーリーって付けられたよ」
「か、カーリー…」
どこからそんなのが出て来るんだ。
「涼牙は?」
まぁ、やっぱそーゆー展開だよな。
…あんま言いたくねぇなぁ(汗)
でも、刈沙は言ってくれたから言うしかないか。
「お、俺は……」
「ワンコ~!!」
言おうとしたら冴原が乗っかって来た。
「……冴原…乗るな。あと、ワンコ言うな…」
「ワンコ、ワンコ~!」
「連呼すなーー!!」
「…ホント大変だな、お前(汗)」
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