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ここの原住民の目の前にそびえたつ崖にはいくつもの四角い穴があいている。これが人工のものだとわかったのは、1963年の事だ。
イライジアの都市、ロマンに存在する標高1158mのラマダ鉱山からはルビーが大量に発掘される。
近くに住む原住民は、ここで採掘しては、南にある街エクセラの市場で売りとばす。この関係自体は古くから変わっておらず、今でも互いを結ぶ道に雄牛を使ってルビーを運ぶ彼等の姿が見られる。
ラマダ鉱山には豊かな緑や湧水が溢れており、数百の生物が確認されている。
そんな環境だからでこそ、ここに人が住んでいた痕跡が存在するのだろうか。
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