2章

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「高橋君ってどういう人なの?」 「小学校の頃は結構ガキ大将みたいなやつだったよ。なあ隆。」 「うん。多分学校に来なくなったのもイジメとかではないと思うぜ。どちらかと言うとあいつがいじめっ子だったからな。」 「へー、そうなんだ。じゃあなんで学校に来ないの?」 「たぶん学校に来るのが面倒臭いだけなんだと思うけど。」 「そういえば高橋って小学校のとき、妹と学校に来てたよな。」 「あー、そういえばそうだったな。」 「妹と?どうして?」
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